忍び猟
- 2020.01.03
- 狩猟全般
今回は単独忍び猟に同行させてもらったので、ズブの素人の私が思った事を書いてみます。
今回同行させてもらったのは同じ猟友会所属のパイセン。
忍び猟専門でやっていくとの事だったので、速攻で同行をお願いしました。快くオッケーしてもらいウキウキでしかない私(笑)こんな素人を一緒に連れてってくれたことに感謝です。
日の出前に集合して、山に入って行く。山歩きが楽しくてしょうがない私はもうこの時点でテンション上がってます。
山に入る前、「できる限り音は出さないようにゆっくり歩くし会話もなしね。」とパイセンから教えてもらい緊張しながらもワクワクが止まらない。
パイセンの邪魔はしないよう私にできる最大限の注意をしよう!そう思ってスタートした忍び猟。
パイセンの後ろをただ必死についていく。(できるだけ音を出さないように、ペースも落とさずパイセンの歩く音にあわせて歩こう。)
楽しすぎる。まだうす暗い山の中、聞こえるのは沢の音、鳥の声、それから私たちの歩く音だけ。何この静けさ。。。
自然の中にソッと入っていく感じ嫌いじゃない!
そんな事を思いながら山に入って15分くらいしたら前方でガサガサ。
斜面を登ってる途中パイセンが振り返って静止の合図。私にもハッキリ聴こえたし気配もある。そのすぐ後、「ピャー!」といくつかの方向から動物の鳴き声。
鹿だ。
しばらく静止のまま、動かない。
この瞬間も嫌いじゃない!
その後鳴き声はゆっくりと離れていってしまったので行動再開。
再開後も同様に足音をできるだけ抑えてゆっくり進む。相変わらずの急斜面をひたすら登る。途中足を滑らせてダイナミックに滑り落ちるという失態。当然大きな動きと音。。。油断するとこうなるんだね、と思った瞬間でした。
しばらく斜面を登ったら尾根に到着。ここで少し休憩。この時点で霧が全体に出ていてかなり視界は悪い。獲物を探すとなると不利すぎる。それでも尾根をつたってゆっくり歩いていく。
周りを確認しながらゆっくり歩くと多くの事がわかる。木の皮がめくれていたり、土を掘り返してあったり、糞が落ちていたりと情報がたくさんある。(もちろんパイセンに教えてもらって気づいたのだが。。。)
それらを観察、ゆっくり進む、観察、ゆっくり進むを繰り返して山の奥へと入っていく。
これが忍び猟の醍醐味ですね!と心の中で叫びつつ5時間程歩いてこの日の猟は終了。
残念ながら今回は捕獲には至らなかったけれど、かなり多くの事を学ばせていただきました。
捕れなくてもいい、山を歩いて動物や植物に触れるだけでも楽しいと思えて、
私、山好きなんだ
と再確認できた素敵な日になりました。